沿革

 

 家畜排せつ物は、これまで、畜産業における資源として、農産物や飼料作物の生産に有効に利用されてきました。しかしながら、近年、畜産経営の急激な大規模化、高齢化を含む農作業の省力化等を背景として、家畜排せつ物の有効利用が困難になりつつある一方、その取り扱いの不適切さにより地域の生活環境に対して悪影響がみられるようになりました。
 他方、わが国全体において資源循環型社会への移行が求められるとともに国民の環境意識が高まる中で、家畜排せつ物についてその適正な管理を確保し、農業の持続的な発展に資するための土つくりに積極的に活用するなど、その資源としての有効利用を一層促進するための高度処理技術の農家導入が望まれています。
  このため、当機構は、日本中央競馬会および財団法人全国競馬・畜産振興会から助成を受け、平成8年7月1日「畜産環境技術研究所」を開設し、国公立研究機関および民間企業との交流・共同研究によって研究所独自の研究を効率的に進めるとともに、これらの機関での研究成果を農家が導入・実行しやすくするための適応化研究を推進しています。

 

 

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