固液分離技術の事例紹介と評価

[ 固液分離機 ]

1. 固液分離機の概要(企業からの情報に基づき作成したものである)

企業名

アイケイ商事株式会社

分離機の機種

ベクトスクリーン(スクリーンコンベアー)

使用区分

汚水用及び汚泥用

問い合わせ先・担当者

建設部
TEL:0478-82-7121 FAX:0478-82-7122

概略フローと構造

分離機の特徴

(汚水用)

  1. 原料の水分が90%以上あり、流動性のある汚水の固液分離ができる。
  2. 脱水した固形分の含水率は85 〜 95%である。
  3. 汚泥(汚水)ポンプで圧送可能な水分があれば、自動運転処理が可能である。

(汚泥用)

  1. 原料の水分が95%以上の流動性のある汚泥を処理対象とする。
  2. 脱水した固形分の含水率は、90 〜 95%である。
  3. 汚泥ポンプの圧送が可能な水分の汚泥であれば、自動運転処理可能である。

設備の主な仕様と性能

(汚水用)
型 式 動 力 処理能力 分離固形物水分 分離液固形物 mg/L 価 格
IKSC-R-8000 5.6kW 20 〜 25 m3/h 85 〜 95% 10,000 〜 50,000 1,140 万
IKSC-S-4000 3.4kW 13 〜 15 m3/h 85 〜 95% 5,000 〜 55,000 900 万


(汚泥用)
型 式 動 力 処理能力 分離固形物水分 分離液固形物 mg/L 価 格
IKSC-R-8000 5.6kW 140 〜 180Dskg /h 90 〜 95% 5,000 〜 55,000 1,140 万
IKSC-S-4000 3.4kW 100 〜 140Dskg /h 90 〜 95% 0 〜 60,000 900 万

※汚泥については、TS 2%前後である。

導入実績等

  1. 養豚場汚水の固形分離 17 件
  2. 酪農場汚水の固形分離 3 件
  3. 犬の汚泥分離 1 件

導入に当たっての適応性と留意点

  1. 原料の水分90%以上。90%以下では分離効率が低下する。
  2. 1 日又は半日分の農場原水を収容する原水槽が必要。(撹拌槽も必要)
  3. 適切な凝集剤の選定とメンテナンス
  4. 分離固形分を堆肥化するスペースと施設。

2. 評価結果(評価委員会による評価結果)

総合評価

  1. ふん尿汚水と汚泥の兼用分離機である。
  2. 畜舎汚水は凝集処理して分離すると分離性能は高い。
  3. 分離機の価格は高いが、比較的大きい処理規模では有利になる。

評価チャート

評価年月日