畜産汚水処理に使われる活性汚泥法では活性汚泥(MLSS)濃度を一定範囲に維持させることが安定した処理のために重要です。しかし、マニュアルによる濃度測定は煩雑な上に余剰汚泥の引抜き量を適正にすることは大変難しいことです。そこで、農研機構と大阪府の共同特許(特許第4817100号)を基盤とし、実用性を高めたMLSSモニタを開発しました。モニタによって引抜き量を自動制御しMLSS濃度を一定に保つ技術も実用化しました。