バーンクリーナ簡易モミガラ散布器の構造

 装置は、写真に示した構造です。モミガラの排出部は、幅をバーンクリーナよりも少し小さくし、上下にスライドして開閉するふたを付けます。モミガラの排出速度は、このフタの上下で調整するので、棒をつけて容易に調整できるようにします。

 モミガラを入れて持ってくるのであれば車輪をつけます。ローダーなどで持ってきて投入するのであれば、もっと大きな投入口にして、投入が楽にできるようにします。

 モミガラを入れるところの容量は、バーンクリーナを1回動かす度に必要な量が入る大きさにします。容量的に余裕があるならば、2回分入るようにしてもいいでしょう。

 例えば、経産牛30頭のふんをモミガラのみで容積重を調整して堆肥化する場合、経産牛1頭当たり1日に23L程度の籾殻が必要なので、23L×30頭=690L/日となります。バーンクリーナーを1日に2回動かすならば、690L/日÷2回=345L/回となるので、これよりも多少余裕を持った容積にします。



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