床下等には、防腐・防蟻として、CCA処理された木材が使われています。薬剤が内部にまで加圧注入されている木材は、建築されてから数十年経っていても、高濃度のクロム、銅、ヒ素を含んでいます。
最小 | 最大 | |
クロム | 212 | 5980 |
銅 | 79 | 2750 |
ヒ素 | 62 | 2670 |
でき上がり堆肥の銅や亜鉛濃度が高い場合は、表示義務があります。(→高濃度の重金属を含んでいる堆肥はダメ)もちろん、クロムやヒ素を高濃度で含む可能性のある堆肥は、使ってもらえませんし、農地に還元すべきではありません。(→「有機質肥料等推奨基準に係る認証要領」)「CCA処理木材分別の手引き」(北海道立林産試験場)(パンフレット/詳細版)を参考に分別する必要があります。基本的には、1階の床面よりも下にある木材(根太、大引き、基礎付近の柱など)は堆肥に混ぜてはいけません。
ドイツの廃材条例の基準値
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