戻し利用型発酵床豚舎

 オールイン・オールアウトの肥育豚舎で、豚を出荷した後、すべての床材を排出して堆肥化することで高温処理し、導入前の豚房にその堆肥と新しい床材を投入する方法です。床材を排出した時に豚房の洗浄や消毒ができます。しかし、堆肥化温度を上げて殺菌できていないと、防疫上の問題が起きやすくなります。床材の使い回しが重なるにつれて床材の性状が変化するため、床の管理が全量排出型よりも難しいです。全量排出型よりも、オガクズの必要量や堆肥の発生量が少ないです。


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