生の家畜ふんは、ふん臭特有の悪臭があり、誰が見ても汚く不衛生に感じるものです。
このような不衛生な家畜ふんを農地に施用すると、その周辺には強い悪臭が漂い、ハエなどの衛生害虫が集まってきて、一層、その周辺は汚染された環境になってしまいます。
家畜ふんを有機肥料として広域的に利用してもらうためには、悪臭があったり、不衛生なものではダメです。耕種農家に利用してもらうためには、微生物の力により悪臭物質を分解し、水分を少なくして衛生的なものに改質する必要があります。これが「堆肥化処理」の目的です。
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