家畜ふん尿は、量的にも多いため、そのまま環境中に放置すると地域環境に対して、また水系に与える水質汚染は極めて大きなものになります。
家畜ふん尿には、多くの有機物や、窒素、リンなどの肥料成分を豊富に含んでいます。これらを土壌に施用することで、土壌改良的効果や肥料成分を供給することができます。
そのままでは環境汚染源、きちんと処理をすれば有機肥料。この間をつなぐのが堆肥化処理なのです。堆肥の土壌還元は、土壌を保全し、作物の生育を促進し、収穫された作物は人や家畜の食べ物となります。家畜が食べた分は、再び堆肥として利用されることで循環します。
家畜ふん尿はまさに有機性資源の物質循環に貢献する資材です。
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