米ぬか等の被覆で悪臭を回避(注)
鶏糞や尿を多く含む原料を堆肥化したり、うまく発酵熱が上がらないまま長期間堆積し続けたものを切り返したりすると、一時的に悪臭が発生することがあります。このような時に、堆積した表面に米ぬかや腐葉土を散布すると、臭気の発生を減らすことができます。
- この方法の効果
- 使用可能な条件
- 強制通気のない堆積発酵の場合に使えます。
- 堆肥の表面1m2当たり20L(厚さ2cm)の米ぬかや腐葉土が必要です。
- この方法のやり方
悪臭が発生した時に、堆積した表面全体に、米ぬかや腐葉土を2cmほどの厚さで散布するだけです。
- この方法の注意点
- 堆肥発酵を促進するものではありません。発酵熱が上がらなかった堆肥の場合は、副資材を混合して容積重を確認してから堆積してください。特に、長期間発酵しないままになっていた場合には、通常よりも副資材を多めに加える必要があります。
- 散布してから1週間ほど経過したら切り返してください。長期間そのまま放置すると、虫が発生したり、カビが生じたりします。
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