前処理の際には、水分を指標に調整するようにしていました。しかし、現場で水分を測ることは、まずありません。しかも、水分さえ適正になっていれば、どんな副資材を使っても良好な発酵が起こるという勘違いも起きています。堆肥発酵でもっとも重要なのは、通気性があるかどうかなのです。
畜種と副資材の組み合わせで、容積重を0.7kg/Lにした時の水分は、表のようになります。このように、適正な混合割合は、水分と容積重のどちらを指標にするかで変わってきます。どちらが正しいというわけではありません。しかし、容積重は、現場でも簡単に測ることができるので、実用的なのです。
→容積重の求め方
→適正な容積重を求める
容積重を0.7kg/Lにした時の水分 | |||||||||||||||
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